ホーム掲示板

●迷彩が出来るまで ●
■画像ソフトはFIRE WORKSを使ってます。
■出来るだけ実物の迷彩を入手し、それに忠実に再現します。
■ 自己流のやり方ですが、実は結構大変です。
第2段はこちらからどうぞ!!!

ローデシア迷彩(高価!)

 当然ですが、まず必要となるのがサンプルとなる、迷彩服(または迷彩の画像)。
 気に入った迷彩は購入します。これはローデシア迷彩です。購入からすべては始まるのです。

 しかし、珍しい迷彩は当然高価です。画像を提供していただくことも多々あります。 「Kamo's camouflage collections」の鴨さんには、多数の写真提供をして頂くだけでなく、海外から迷彩服を輸入して頂いたり、お世話になりっぱなしです。この場を借りて御礼申し上げます。
ピンで留める(T-T)
 迷彩服をピン等で床に固定します。
干物ではありません。

 こんなふうに、4箇所くらい止めます。

 この際、背中の広い部分をしわを伸ばすように、出来るだけ広い面積を出すのがコツです。

元になる画像

 この画像を元に加工していきます。まだファイルサイズが大きく、壁紙としては使えません。

 まずは、パターンの繰返しを見極め、パターンの1個ブロックを切り抜きます。

切り抜き(まだJPEG)

 この様に切り取り、新しいキャンバスに貼り付けます。

画像サイズ400×400位

第1段階(GIF)

 画像の解像度を変えて書き出します。(GIFファイルにして色の数を減らす)

 また、色調を実物に則して補正します。

画像サイズ400×400位

まず茶色

 欠けている部分を補足していきます。
 次に各色を塗りつぶしていきます。この迷彩は4色です。(深緑、茶色、濃い茶色、ベージュ)
 また、画像ではわかりづらいですが、茶色い部分を塗りつぶしながら、茶色の細部を修正しているところです。

画像サイズ400×400位

色補正(実物を見ながら)

 ここでもう一度色の補正します。(最終的なものではありません)

 逐次、実物の迷彩と比較しながら修正していきます。

画像サイズ400×400位

こげ茶色の修正

 こげ茶部分の修正にかかります。まずは大きい部分から塗りつぶしていきます。この際も、現物と比較しながら作業を進めます。

画像サイズ400×400位

かなりいい感じ(まだまだこれからですが・・・)

 こげ茶、茶色、緑の各模様を大まかに修正した状態です。

画像サイズ400×400位

だいぶ形になってきてます。

 一度書き出して、画像(ファイル)サイズを小さくします。またこのとき、使用している色数を出来るだけ減らしていきます。(32〜64色くらい)

画像サイズ400×400位

よく見るとベージュ色が均一

 背景のベージュ色を「選択ツール」で選択範囲を適当にして選択し、さらに「近似色の選択」で、ほとんどのベージュ部分を選択し、一気に削除します。
 次に背景色を先程のベージュ色に設定します。きれいに背景を塗りつぶすことが出来ます。

画像サイズ400×400位

概成  細部まで修正し、この段階ではほとんど完成した状態になったら、画像を縮小して、画像サイズ200×200位にします。これでファイルサイズがかなり小さくなり、だんだんテクスチャーとして使えるようになってきます。
キャンバスを広げる
 少々大きくなりますが、上のように、キャンバスを大きくします。
 理由は、この画像をコピーして4枚並べるためです。

画像サイズ400×400位(キャンバス全て含む)

コピーして並べる
 画像をコピーして4枚並べた状態。これによって、つなぎ目のずれなどが明確になります。結構ずれてますね。ふー大変そうだ・・・。

画像サイズ400×400位(4枚分)

これも結構大変。繰り返し調整する。

 地道に、ブラシツールで、修正していきます。ちくちくと・・・。

 まず、左上の画像を修正します。その他の画像は、隣接面のずれを見るための使用します。修正はしません。
 修正する画像の まずは右辺と下辺から1色ずつ修正します。

はみ出した部分を削除する
  修正が終わったら、周囲の他の3個の画像を削除します。そして、イメージを結合させます。
  この後、はみ出している部分を削除し、「キャンバスをイメージにフィット」させ、いったん、書き出します(保存)。

 同様に、左辺と上辺もずれを修正します。そして、はみ出した部分を削除して、書き出します。

 何回か行ってバランスをとりながら最終的な修正をします。

やっと完成!
色補正し、背景として使いやすくする。

 最終的に完成した迷彩の画像です。

画像サイズ200×200位

 左の画像の色補正をして薄くした物が上の画像です。
 これでやっと完成です!ふー疲れた・・・(-。-)y-゚゚゚


inserted by FC2 system