●迷彩が出来るまで(最新版)●
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■最近色々と小技を覚えて作成が比較的楽(とはいっても大変ですが)になりました。 |
今回はロシア軍迷彩です。いつものように、床にピンで固定します。この際、出来るだけ広い面が出るように、また、シワにならないようにします。 | |
デジカメで撮影し、パターンの一区切り(でなくとも出来るだけ広く使える面)を切り取ります。青で囲ってある部分を使いました。まず「選択」します。 | |
先程選択した範囲を「選択範囲の反転」をしていらない部分を「削除」します。 | |
「キャンバスをイメージにフィット」させる。 |
まず、1色を選択する。この際、色の範囲を適切に設定して、この色だけが選択されるようにする。 |
同様に「近似色の選択」をして同じ色を一気に選択し、削除する。 ただし、今回はうまくいきましたが、迷彩によっては近似の色を何色も使っていたりするので、そういう場合は、ちくちくと地道に「選択」→「削除」を繰り返します。 1色を全て削除したところで、「近似色を選択」によって、まとめて選択します。 |
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そのまま一気に塗り(太い線を引き)ます。選択している範囲にしか色が入らないので、はみ出さないし、簡単です。(ストロークをできるだけ太くして塗ります。メモリの小さいパソコンではフリーズするので要注意です) 左は途中まで塗った状態です。この際、色は、識別し易く他の色とは全く異なった色(今回は青)で塗るのがポイントです。 |
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全部塗った状態です。 |
同様に、2色目も「選択」して「削除」します。 |
2色目も分かりやすく、遠い色で塗ります。 |
塗り終わった状態。 |
3色目も同様に削除します。 |
削除した部分を選択して塗りつぶします。 |
迷彩の本来の色を入れていきます。要領は同じです。 |
3色とも入れ終わった状態。この際、実物とよく比較しながら色を決定します。 |
ここで迷彩とよく見比べます。元の画像も色の補正(私は「レベル補正」で修正します)して参考にします。 |
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これは間違えて、黄緑部分と茶色部分が逆に塗られています。気を付けないとこんなミスをします。よく見比べればこんなミスはしません。・・・何か違うなあ、と思ったら・・・気が付いてよかったです。 | |
次にキャンバスサイズを4倍にします。 |
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この段階で、迷彩パターンの重複をよく見極め、必要最小限の1個区切りのパターンのみを切り取り、それ以外は削除します。 これによってじ後の作業が容易になるとともに、画像が僅かですが軽くなります。 |
再びキャンバスを4倍にします。 |
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コピーして4枚を並べます。これから隣り合った画像細部のずれの修正をします。現段階ではテクスチャーとしては利用できません。 |
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青で囲んだ部分を、まず、修正します。左上の画像の右面と下面を修正するわけです。他の3枚は、修正の為の参考画像ということです。 |
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不要な他の3枚を削除します。修正した部分がはみ出して残っているのが分かります。これらを全て「選択」して、「イメージを結合」をします。 |
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結合した画像の内、はみ出した部分を削除するため、キャンバスの隅に画像を移動します。 |
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こうすることで、簡単にはみ出し部分を消すことが出来ます。ただし、実際には消えていないので、次に「キャンバスにイメージをフィットさせる」必要があります。 |
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「キャンバスにイメージをフィットさせる」と、完全にはみ出し部分が消えてしまいます。 これで簡単にはみ出し部分の修正が完了しました。 |
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再び、キャンバスを4倍にして、画像を4枚コピーし、先程とは逆に、右下の画像を修正します。これで画像の上面と左面を修正することが出来ます。 |
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先程と同様です。 |
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「キャンバスをイメージにフィット」させます。 不自然感の無い、完全につながって見える画像ができるまで、何回か一連の作業を繰り返して修正します。 最後に「イメージを書き出す」際は、画像サイズを小さく、また迷彩画像を単純化して鮮明にするため、GIF画像として書き出します。この際、色数は落として8色〜32色くらいにします。 |
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画像の色調を最終的に補正して、色落ちした物と新品の画像を作成します。 これでようやく完成です!!!今回は比較的容易でした。 |